オリジナルカレーの商品化

自社ブランド商品の拡充

シェラトン都ホテル東京様

開発のきっかけ

小売商品のラインナップの拡充として、自社ブランド商品のひとつでもあるオリジナルのカレーを商品化したいというご相談を頂いたのがきっかけです。
味の再現と共に、販売経路を念頭に置いてどのような形態で進めていくのが良いのかご提案をさせて頂きました。

シェラトン都ホテル東京 オリジナルビーフカレー

牛肉と野菜をじっくり煮込み、赤ワインとスパイスが効いた風味豊かなカレーに仕上がりました。幅広い年齢層の方にお楽しみいただけるホテルメイドのビーフカレーを、ご自宅でご堪能ください。

商品・開発のポイント

レトルトor冷凍

カレーを小売商品として販売する場合、候補に上がったのは「レトルト」「冷凍」でした。
クール便が使用出来るのであれば冷凍でも可能ですが、今回は『常温で店頭に置けるもの』『お土産として持ち帰れるもの』という条件のもと、レトルトでの開発をご提案しました。

リモートでの開発

開発がスタートしたのは5月とコロナ禍の真っ只中でもありました。大博昆布としては宣言明けから製造工場の衛生・品質管理も直接確認してまいりました。
開発中は、写真やオンラインミーティングなどを活用しながらリモートでひとつひとつ情報共有を行いました。

 

商品のポイント

最大の課題は、一流シェフが創り上げるお店の味をレトルト食品として再現する事。
高温・高圧で殺菌するレトルト加工は、当然ながら食感や食味に変化を起こします。
厨房での調理レシピどおりに作っても同じ味にはなりません。
レトルト加工を行うパートナー企業と共にスパイスや調味料の配合を研究し、お店の味に限りなく近づける努力をしました。

リアルでお会いすることは困難な情勢の中、お客様・弊社・パートナー企業とでオンラインなどを駆使して緊密なコミュニケーションをとり、微調整を繰り返しながら最終的な商品化まで至りました。

試作を重ねる中でレトルト加工による風味の変化をしっかりと読み取られたシェフのレシピが素晴らしく、本当に美味しい「これぞホテルクオリティ!」と言えるレトルトカレーが出来上がりました。

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