来年はオリジナルおせちを!

年々販売開始のはやくなる「おせち」。9月頃から広告をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
実は、おせちの準備は2月から!
早めの準備で、来年は あなたのお店のオリジナルおせちに挑戦してみませんか?

ネット通販の伸びるおせち

経済産業省の一言解説によると、2020年からのおせちの購入はスーパーや店頭などの対面式から「ネット通販」による購入が伸びています。写真を見て事前予約の出来るおせちはECと相性が良いのも特徴のひとつ、冷凍技術の発展によってお店の味をさらに多くの方に楽しんで頂けるようになりました。

2021 年にEC業者が実施したおせちに関する調査によると、「おせちをどこで用意したか」の回答は、「スーパーで購入」が多い中、翌年のおせちの予定では、「ネット通販で購入」の回答が「スーパーで購入」を大きく超えました。

経済産業省おせちから考える食品流通-第1部 おせちも走る師走より

オリジナルおせちは、こんな方におすすめです

すでに店頭でおせちを
販売している

店舗販売以外の
販路を確立したい

より多くのお客様にご自宅でも
お店の味を楽しんで頂きたい

オリジナルおせち開発のポイント

POINT1
冷凍か冷蔵(チルド)の選択

オリジナルおせちの市販を考える際、まずはじめのポイントとなるのが「冷凍か冷蔵か」の選択です。冷蔵の方が冷凍しない分、食感などの品質を保ちやすいのが特徴です。12月28日/29日に製造されるので、限りなく出来立てに近いものをお届けすることが出来ます。
冷凍は繁忙期である年末の製造からずらせるのが大きなメリットです。また、店頭販売以外のECサイトや百貨店に販売してもらう場合、配送時期に幅が持ちやすいのも利点です。

POINT2
食材について

ゼロから食材を決めてひとつひとつ調理をするこだわりのおせちも一つですが、多彩な既製品を組み合わせて活用することで、コストを調整しやすくなります。黒豆の甘露煮、伊達巻、田作りなどの定番メニューは既製品を活用し、お店独自の看板メニュー・スペシャルメニューはオリジナルレシピで製造する など組み合わせてご提供可能です。

POINT3
包材について

特別なおせちは包材も重要!
紙・木・樹脂製など幅広い素材から選ぶことが出来ます。最近は特にリサイクル・SDGsの観点から、再利用可能な紙や木が好まれる傾向があります。
また、お店のロゴのプリントやメッセージカード、オリジナルのシールなどもございます。

POINT4
品質管理資料の作成

百貨店など大手流通を視野にいれる場合は、厳正なアレルギー管理が必要となります。

表示が義務付けられている8品目の他、特定原材料に準ずるものとして表示を推奨されている20品目において品質管理資料として百貨店に提出する必要があります。これはお客様の健康を守るためでもあり、百貨店・お店を守るためにも必要な対応です。

表示義務のある8品目

卵、乳(牛乳)、小麦、えび、かに
くるみ、落花生(ピーナッツ)、そば

表示を推奨されている20品目

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ
カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、豚肉、鶏肉
ごま、さけ、さば、大豆、バナナ、マカダミアナッツ
もも、やまいも、りんご、ゼラチン

※店頭での対面販売の場合はアレルギー表示の義務はありません

オリジナルおせち開発の流れ

お客様の声

最後に

お客様への感謝と想いを込めて

現在の時勢として人口減少などの影響もあり外食・おせち市場の厳しさを感じることもありますが、召し上がった方から「家族で美味しくいただきました」など、ご満足頂く声を多数頂くと、続ける価値・意味も強く感じられます。

かつては、それぞれのご家庭で作られる「家の味」があり、料亭さんがご贔屓のお客様に年末のご挨拶で差し上げていた「御礼の味」が生まれ、さらに現代では和だけに留まらない多種多様なおせちも生まれています。

時代とともに形は変わりながらも「良いお年をお迎えください」とお客様の安寧を祈る気持ちがあることは変わらないことでしょう。年に一度の晴れの日にお客様への想いを込めたおせちは、非常に取り組み価値の高い事業であると考えています。お客様の喜ぶ顔が浮かんだなら、是非ご相談ください。

大博昆布株式会社
代表取締役 髙垣 大輔


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