オリジナル商品開発のポイント(2)

大博昆布ホームページをご覧くださってありがとうございます。
オリジナル商品の開発のポイントについて2回に分けてお話しております。
今回は2回目、自社の強みの探し方についてお話致します。

1回目はこちら!

『2回目:自社の強みの探し方』

「強み」はすでに持っているもの

新たな商品を作るとなると、新しいお客様に新しい商品を届ける印象が強くなるかもしれませんが、
まずは今のお店の常連さん・お店を好んでくれる人に届けるものを考えるところからスタートすることをおすすめしています。
今お店に来てくれているお客様たちはすでにお店の強みを知っています。
お客様が何を支持してくださっているのか、何を喜んでくださるのか、
答えを持っているお客様にひたすらに聞いて応えていくことが大事です。
お客様が何を支持してくださっているのかを商品に落とし込むことが、オリジナル開発の醍醐味でもあります。

オリジナル商品というのはそのお店や会社の価値をのせるものであると考えています。
すでに支持されているものを市販、ご自宅で楽しんでもらう、さらに長く広く楽しんでもらうための商品化なのです。

目の前のお客さまにどう喜んでもらおうか というのがはじめの一歩だと言えるでしょう。

新しい商品? 新しい顧客?

新商品開発時のフレームワークとして有名なのがアンゾフの「成長マトリクス」です。
どのような商品をどのような市場・顧客に向けるかで、4つの戦略区分に分かれています。

大博昆布でご相談いただくケースは「既存市場」×「新商品」の【新商品開発】がもっとも適した戦略区分となります。
前述したような、今すでにご利用下さっているお客様にさらに喜んでもらえる新商品を提供する方法ですね。

逆に、新たな商品を新たなお客様に提供する「新商品」×「新市場」分野は、成功までに多大な時間とコストがかかります。
今すでに成功している競合他者の中に、価値創造の段階から参入することになってしまうためです。
お客様にとっても、今使い慣れているお店の商品から初めて知るお店の新商品に移行するための強い理由付けが必要となるため移行ハードルが高くなりがちです。
市場にインパクトを与える価値や斬新さ、独自性があれば強い反面、せっかく元々持っている価値や強みが生かしきれないことが多いでしょう。

どんなお店にしていきたいか?

強みや戦略についてのお話をしてまいりましたが、
その根底にあるのはやはり経営者・創業者、お店で働いている皆さんの「どんなお店・企業にしたいか」という想いです。

売上を増やしたい! 店舗を増やしたい! という展望も大いに有りです!
大切なのは どういうお店でありたいのか という理想図を描けるかどうかでしょう。
今後どういう価値を提供するどんなお店にしたいのか、どうありたいのかが明確であればあるほど、強みの再現と強化がしやすくなります。

私たち大博昆布の場合であれば、お客様と顔の見える関係で長く付き合いたいというのが理想の在り方です。
一社一社様と深く長く関わりながら、お客様と一緒に一歩一歩成長していきたいというのが目指す理想です。
何から手掛けたら良いのかという段階からサポート致しますので、お気軽にご相談ください。

大博昆布株式会社
代表取締役 髙垣 大輔

ご相談・お問合せ

お取り扱い商品や開発、ご不明点などあればお気軽にお問い合わせください。お見積りのご要望につきましては翌日を目処にご返答致します。
※詳細なヒアリングが必要な場合がございますのでご了承ください

※オンラインミーティング(Zoom)にも対応しております

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