オリジナル商品開発のポイント

大博昆布ホームページをご覧くださってありがとうございます。
ありがたいことにオリジナルの調味料やだしパックの開発についてご相談いただく機会も増えております。
さらに皆様のお役に立てればとオリジナル商品の開発のポイントについて2回に分けてお話させて頂ければと思います。

『1回目:自社を深く知るためのベンチマーク』

ベンチマークのポイントは?

新しい商品開発を行う時に、市場調査やベンチマーク先を探すことも多くありますよね。
ベンチマークと一言で言っても、一体どんなポイントでベンチマークをすれば良いんだろうと迷ったことはありませんか?
オリジナル商品の企画開発時にベンチマーク先のポイントとしてご案内することが多いのは、一般的に『QCD』と呼ばれる製造の現場でよく使われる評価指標です。

①クオリティ 品質
②コスト 費用
③デリバリー 流通

大手メーカーさんの商品と似た味を作ることが出来ても、同じような商品価格・費用で流通させられるでしょうか?
いたずらに同じ商品を開発しても、それはただ後発の既存商品になってしまいます。
業界大手の商品、歴史の長い商品、価格優位性に優れた商品、
それぞれの商品にはそれぞれの会社の持つ「強み」や「ノウハウ」が凝縮されています。
品質だけではなく、価格やコスト、販売経路や流通まで含めてひとつの商品となります。

4つ目の指標

現在、すでに多くの商品が私たちの周りには存在しています。
それらの商品の中から選んでもらうための理由、自社オリジナル商品である強い理由付けはとても重要なポイントです。

そのため、大博昆布ではさらにベンチマーク項目として「強み」という考え方を推奨しています。
独自性や競争優位性、また得意分野とも表現することが出来ます。

ベンチマークをする時には是非、この「強み」について目を向けて頂ければと思います。
大手メーカーさんの提供している商品の核となる強みは何でしょうか?
その強みはどんな需要に応えているでしょうか。
逆に自社だから応えられる需要は何でしょうか。

市場や他社に追従するのではなく、自社を深く知るために行うものがベンチマークなのです。

強み、独自性、得意分野、言葉では分かっていてもいざ自社で探そうとすると難しいものでもありますね。
次回は「強みの探し方」についてお話致します。

大博昆布株式会社
代表取締役 髙垣 大輔

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