勉強会に参加しました

岡山で開かれた飲食コンサルタントさんの勉強会に参加致しました。
ベンチマークを兼ねた顧問先のお店を会場に、関東から九州まで飲食店の経営者の皆さんが集まりました。
今回は座学ではなく、参加者さんの悩みや疑問に答えていく実践式。
お客様や市場の動向、経営者の皆さんの生の声を直接聞ける貴重な機会となりました。

■3つのポイント

実践的な質疑応答の中で特に重要と感じられた点は3つあります。
これは業種業態に関わらず「経営」に対する根本的な姿勢であると感じています。

1.最優先課題に集中すること

ひとつめは『はじめの課題に徹底して向き合うこと』です。
あれもこれもとやろうとせず、まずははじめの課題をしっかり解決してから次に進むこと。
ただそのためには、「何をもって最優先課題とするのか?」という選別と決断も非常に重要になってきます。

2.顧客目線での自社の強み・弱みは何か?

ふたつめは『顧客目線での自社の強み・弱みは何か』を知ること。
特に自社の強みを知ることが重要であると感じました。
どうしても、出来ていないこと・やらなければならないことに目がいきがちですが、今取引が出来ているのは自社に何らかの強みがあるからこそ。業績が良い時こそ「何が良いのか」をお客様に聞くことも重要です。

3.誰でも出来そうで誰にも出来ない戦略

みっつめは、『誰でも出来そうで誰にも出来ない戦略』についてです。
今回、プレオープン中にベンチマークをさせて頂いたお店はセルフサービスを駆使した戦略を取っておられました。
支払いの完全キャッシュレス化、注文から配膳のセルフサービス化などひとつひとつの対応は「やろうと思えば出来る」ことでもあります。特別な技術や特別な機材が必要な対応ではありません。
ですが、やろうと思えば出来ることの裏には、しっかりとした「出来る理由」「利益に還元するための仕組み」があることも実感しました。
さらにこの仕組みは、店舗目線ではなくお客様目線で取り入れられていることも重要です。
お客様目線で何を選択するのかは、①の最優先課題に集中することにも繋がります。

■大博昆布の最優先課題

勉強会を受けて、大博昆布では2024年の最優先課題を「より深くお客様と関わること」と設定しました。
大博昆布のOEMは単純な製造サポートではなく、その前段階の「なぜ作るのか」「誰のために作るのか」「どのような結果が得たいのか」という点から関わっていけるよう努めています。お客様にもお店にも喜びがあり、また継続可能なビジネスとしての商品化を心がけているからです。
そのためにも、より深くお客様のことを知り、本当のニーズ・課題を掴むための勉強は必須であると考えていました。

2024年はさらにお客様との深い関係性を築くためにカウンセリング認定試験にチャレンジをしています。
お客様のより良いサポーターとなれるよう努めてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

大博昆布株式会社
代表取締役 髙垣 大輔

ご相談・お問合せ

お取り扱い商品や開発、ご不明点などあればお気軽にお問い合わせください。お見積りのご要望につきましては翌日を目処にご返答致します。
※詳細なヒアリングが必要な場合がございますのでご了承ください

※オンラインミーティング(Zoom)にも対応しております

  • このエントリーをはてなブックマークに追加