北海道産の天然真昆布にこだわって
大阪府池田市で高垣信輝が創業した大博昆布。
創業者は『広く国民の健康増進に寄与する』という創業の精神を定め、美味しい食品を提供する事以上に「健康」にこだわったのです。
時代は大正初期で、日本国民の栄養状態も今とは比べるまでもありません。
それから100年以上が過ぎた現代では様々な食品が手軽に手に入ります。
弊社の取り扱い商品も増えました。しかし我々は創業の原点を忘れずに「昆布」にこだわり続けます。
天然真昆布の旨味
「だし」に使われる昆布には、昆布の種類により真昆布・利尻昆布・羅臼昆布・長切昆布などの種類がございます。その中でも生育の仕方により天然・養殖・促成などと分けられます。
関西(主に京都)ではあっさりとした利尻昆布が重用されます。中華などしっかりした味の料理にはやや粘り気と色が出やすいもののパンチの効いた羅臼昆布が合います。
弊社のだし昆布をお求めになられるのは東日本のお客様が多く、滋味深く豊かな味・ふくよかで爽やかな香り・清冽なキレのよさから弊社は天然の道南産(北海道南部・函館市周辺)真昆布にこだわっております。年々数が減っている希少な天然真昆布ですが、本物の美味しさを皆様にお届けさせていただきます。
昆布の種類
大博昆布でお取り扱いしている主な昆布についてご紹介致します。
おぼろ昆布
昆布を職人さんの手で丁寧に一枚一枚削って出来上がるのがおぼろ昆布です。
昆布の厚さは一枚ずつ異なり個体差があります。そのため、職人さんの削りの技術が昆布の美味しさを引き出してくれるのです。
白板昆布
おぼろ昆布を削った後の昆布の中心にあたるところにあるのが「白板昆布」です。1枚の昆布から取れる量が限られている希少な部位です。
だし昆布
煮出した時により強い旨味の出る昆布です。
真昆布や利尻昆布、日高昆布などが有名です。
根昆布
昆布の「根」の部分だけを切り出したのが根昆布です。民間薬として使用されるほど栄養価が高い部位です。
とろろ昆布
昆布を加工した食材です。真昆布や利尻昆布などを酢で柔らかくし、ブロック状にまとめてから糸状に切り取ります。